文字サイズ 背景色

ホーム最新ニュース一覧 > 市民発 >エコカップいかだ下り実行委員会~環境配慮し交流の輪

エコカップいかだ下り実行委員会~環境配慮し交流の輪

イベントの様子
華正舞太鼓(宿河原町会)の演奏をバックに21艘(そう)のエコないかだが次々とゴールを目指して出走する。多摩区にある二ヶ領用水宿河原堰(せき)下から多摩川を約900メートル下る「エコカップいかだ下り」の始まりだ。
9月28日、川崎市では初めて手作りのいかだによる多摩川下りが実施された=写真。「環境に配慮したいかだ作りで子どもたちにエコへの関心を持ってもらう。」と委員長の松井隆一さん(66)は言う。この日、川崎市の子ども会やまちづくり交流会の人たちが段ボールやペットボトルなどを使って魚や海賊船に見立てたいかだを作製して参加した。参加21チームのうち完走は20チームだ。
バランスを崩したいかだの救助には、カヌークラブなど多くのボランティアの支援があった。大会参加チーム全員に「エコカップ大賞」などユニークな賞も贈られた。
「初めての試みであったが、これからも多摩川下りを通じて川崎市全区のまちづくり交流の輪を広げていきたい。」と松井さんの期待はふくらむ。
(2008年10月18日 神奈川新聞掲載 市民記者・小林光治)

(C) 2022 公益財団法人かわさき市民活動センター 
市民活動推進事業