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川崎の交通とまちづくりを考える会~若い世代も施策を提言

代表の写真
街に合った公共交通を模索し市に具体的な提言をする。要求だけではなく自転車マナーなど生活も見直し、交通からまちづくりや環境を考える。そんな思いで平均40歳の10人が昨年活動を始めた。野口浩史代表(36)=写真は「交通やまちづくりの活動に携わりたいと思ったが、条件に合う団体が見つからなかった。
市民活動の経験も知識もないので、自分で始めるにしても悩んでいた」と話す。興味の発端は、川崎商工会議所による新しい交通システムの提言書作りに30代はじめ、職員として従事したことだという。やがてLRT(次世代型路面電車)フォーラムや勉強会をきっかけに代表となり、月1度定例会を行うようになった。
地域交流と自動車交通の減少につながるような地元イベントの提案、二酸化炭素(CO2)を削減する地産地消など「さまざまなことにいろいろな人と連携しチャレンジしたい」と代表は語る。「市民活動はわれわれ若い世代も参加していかないとバランスに欠ける。忙しいけど、まちづくりに参加したい人が集える会にしていきたい」
(2008年11月15日 神奈川新聞掲載 市民記者・高橋喜宣)

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