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東海道川崎宿2023~宿場町川崎のいきいき作戦

シャッターに描かれた浮世絵の写真
東海道五十三次のうち日本橋から二つ目の宿場が川崎宿だ。徳川の御代・元和9年(1623)に開設された。
「歴史のある川崎宿を生かしたまち興しをしたい」と金岩勇夫さんは委員会を2002年に立ち上げた。そして、「東海道川崎宿2023いきいき作戦」と銘打って川崎宿開設400年(2023年)に向けた活動を始めた。歴史を紹介する案内板や川崎宿になじみの深い芭蕉句碑の整備、田中本陣・佐藤本陣解説板の設置を手がけた。
現在力を入れているのが、歌川広重の東海道五十三次浮世絵のレプリカを町並みに描きだすことだ=写真。既にいくつかの絵が商店のシャッターなどに再現されている。最近では、坂本九をしのぶコンサートも催され、川崎宿との身近なかかわりを強く印象づけた。
川崎宿の歴史をさらによく知ってもらうためには資料館(仮称:川崎宿おもしろ館)の開設が欠かせない。「設立発起人会も発足した。市民と行政一体となって設立に向けてまい進したい」と、代表の金岩さんは熱く語る。
問い合わせ先・東海道川崎宿2023 ℡044(233)0270
(2008年11月22日 神奈川新聞掲載 市民記者・小林光治)

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