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かながわカウンセリング研究会~気楽に電話相談を
「東京コミュニティーカレッジで学んだカウンセリングを地域社会で役立てたい」。1986年、かながわカウンセリング研究会が設立された。実践の場として、1988年「おしゃべり電話」を開設。2004年には「おしゃベリ相談」を開始した=写真=。その他、「大人のしゃべり場」や「子育て相談」などの活動も行っている。相談員は川崎支部メンバーの15名が交代であたる。
相談の内容はおしゃべり電話、おしゃべり相談とも「人間関係」が中心であるが「生きがい」や「健康」などの問題も多い。相談者の年齢は幅広く、男女比も半々程度。
「じっくり話を聞いてほしくて、電話してくる人が多いんです。話し相手として、あるいは自分の考え方を確かめるためにかけてくる場合もあります。相談員にとって大切なのは相手の心に寄り添って相手の気持ちを素直に受けとめることなんです。一人で悩まないで誰でも気楽に電話してきて欲しい」。メンバー全員が口をそろえた。
(2008年12月27日 神奈川新聞掲載 市民記者・鈴木典信)