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ともしびの会~在日外国人をサポート

女性講師が小学生男子に教えている写真
「ともしびの会」(北村進代表)は毎週土曜日、在日外国人の大人と子どもに、日本語学習と日常生活のサポートをマンツーマンで行っている=写真=。
サポートの中身は、子どもの勉強から親の相談までさまざま。教え、教えられるだけでなく、講師と10カ国の学習者合わせて44人が同会の会員として国際交流を深めることがこの会の目的でもある。
会場の溝の口カトリック教会集会室から、にぎやかな声が聞こえてくる。高校生が小学生に勉強を教えていたり、女の子と「おじいちゃん役」の男性がおもちゃの楽器をたたいて歌っていたり、大人同士が日本語の学習に熱中していたり―。学習の場ではあるが、くつろいだ雰囲気が漂う。4月から、県立多摩高校日本語ボランティアサークルの生徒が、地元の活動場所を求めて参加、「お姉さん役」が加わった。
ただ、今の会場が建て替えで8月から1年間使えなくなってしまう。会員たちは会場探しに奔走中だ。「是非、情報提供と協力を」と呼びかけている。
(2004年5月1日  神奈川新聞掲載 ボランティア記者 渡部恵美)

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