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東京漕艇倶楽部~爽快感と奥深さ伝え

ボートに乗るメンバーの写真
「ボートを漕いでみたい」「大会に出たい」―。初心者向けの指導と大会を目指す選手の育成、さらに両者の交流を提供している「東京漕艇倶楽部」(渡部喜道代表)。2001年4月にNPO法人となった=写真=。
多摩川で開催するイベントやスクール運営では、地域住民にスポーツへの関心を広めている。初めてボートを漕ぐ人が、オリンピックを目指す選手と出会うこともある。
一方で、選手や指導者の育成に力を入れる。近隣の鶴見川や相模湖などでの大会には、年間を通して選手を派遣し、国体にも3年連続で選手団を送り出した。昨年は、女子ボートの花形種目「クォドルブル」で、クルーチーム「Venus(ビーナス)」が国体本選に出場という快挙を成し遂げた。この出来事が会員の士気を高めたのはいうまでもない。
「そう快感と奥深さがボートの魅力。ボートを通して得られる喜びを多くの人に広め、共有したい」。それが同会の願いだ。
(2004年5月8日 神奈川新聞掲載 ボランティア記者 渡部恵美)

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