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中原区食生活改善推進協議会~スローフードを大切に

講習会で料理を作っている参加者の写真
「子供たちに食べ物本来の味を経験させると、味覚が磨かれる。それが健全な食生活の第一歩ですよ」と中原地区食生活改善推進委員連絡協議会の岡本治子代表。手料理の代表である味噌汁でさえ、最近はインスタントのだしを使う親が多いが、煮干しやかつお節など本来のだしの味を教えると、「薄味でこんなにおいしく食べられるなんて」と驚くという。
「ファストフ-ドに頼りがちな食生活を見直し、スローフードの伝統的な料理法や味を大切に」と活動をはじめて10年になる。子供が野菜や魚を食べないと悩む母親に調理の工夫を教えたり、熟年男性にバランスの良い食事についての啓発活動、障害者への食生活支援、合成添加物を使わない食材を身近にとソーセージ作りの講習会=写真=も行う。
「健康な食生活」を少しでも多くの人に知ってもらいたいとの願いからだ。
6月からは、中原区役所から委託され、高齢者への配食活動などを行うボランティア・グループの支援が新たに加わる。
(2004年5月22日 神奈川新聞掲載 ボランティア記者 渡辺大輔 )

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