ホーム>最新ニュース一覧 > 市民発 >宮前ウインドオーケストラ~地域文化の一躍担って
宮前ウインドオーケストラ~地域文化の一躍担って
宮前ウィンドオーケストラは、大学で音楽を教え、プロの楽団も指導した箕輪響氏が、地元宮前でも音楽の芽を育てようと、1993年に設立、今年で丸12年目を迎えた。=写真=。
団員数45人で、若手メンバーも多い。学生、社会人が、週1、2回の練習に励んでいる。主に管楽器と打楽器で構成されるが、練習の中で管楽合奏用にアレンジしていくため、ポップスからクラシックまでレパートリーは幅広い。
近年、新たな挑戦としてオペラにも取り組んでいる。今年1月「みやまえ新春コンサート」、2月は「梶が谷音楽祭」で、歌劇「魔笛」のアリアを、プロのオペラ歌手5名と共演、「地元でオペラが楽しめた」と好評を博した。これからも、地元のソリストや合唱団とも積極的に共演し、音楽を通じて「地域文化振興の一翼を担いたい」と意気込んでいる。
9月23日には、市民文化パートナーシップかわさき主催の「スクリーンミュージックコンサート」への出演が決まっている。
(2004年6月19日 神奈川新聞掲載 ボランティア記者 村田典子)