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「生田緑地内バラ苑」ボランティア~清掃やバラの育成管理
かつて子供からお年寄りまでたくさんの人でにぎわっていた、旧向ケ丘遊園内にある「生田緑地内ばら苑」。3年前から川崎市の委託で(財)川崎市公園緑地協会が管理しているが、それを支えているのが“ばら苑ボランティア”だ。現在、約240人のボランティア登録者が、年間80日ほどの活動予定日に合わせて、主に苑内の清掃などを行っている。住まいが近くの城所嶺(たかし)さんは、向ヶ丘遊園が営業していたころのばら苑を知っている。「バラを枯らせたくない」との思いで活動に加わった。
この日のボランティアの作業は、11月7日まで開催されている秋の一般開放に向けて、雑草を刈り、病葉や落ち葉を取り除くこと。
帽子に軍手、地下足袋、ひざ当てなどで身支度をした25人ほどが午前10時からの作業に汗を流した=写真=
夏の炎天下での作業や、しゃがんだ姿勢での作業は楽ではない。だが、「ばら苑は川崎の財産」との思いを持つ、たくさんの市民がばら苑の管理に参加している。
ばら苑では現在、ボランティア登録の受け付けはしていません。
(2004年10月23日 神奈川新聞掲載 ボランティア記者 川村 京子)