文字サイズ 背景色

ホーム最新ニュース一覧 > 市民発 >手話サークル「かけはし」~手を使い会話する喜び

手話サークル「かけはし」~手を使い会話する喜び

パフォーマンスをするメンバーの写真
手話サークル「かけはし」は20代から80代まで約90人の会員がいる。22年前に発足して以来、手話を学び手話を通じて、聴覚障害者と健聴者がお互いに交流し合い、 福祉の質を高めることを目的としてさまざまな活動を続けてきた。
メーンは毎週金曜午前中に川崎市中部身体障害者福祉会館で行っている手話の勉強会である。そのほか、ビール工場見学会や中原福祉祭りへの参加などの交流会もたびたび開いている。11月26日にはこの1年を締めくくる手話劇イベント「大井戸端会議」が開催された。ここでは「ブレーメンの音楽隊」や「金色夜叉」=写真=などの出し物で、班ごとに日ごろの練習の成果を発表した。声に頼らない分、細やかな指使い、顔の表情などを豊かに表現する手話劇には、普通の劇とは違った面白さがある。
活動歴20年のベテランメンバー樫野温子さんは「手で話す言葉を覚えたことに喜びを感じています。今後も30周年に向かって若い会員にも頑張ってほしいと思います」と語った。
(2004年12月18日 神奈川新聞掲載 編集ボランテイア 町田香子)

(C) 2022 公益財団法人かわさき市民活動センター 
市民活動推進事業