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ザ・ボルケーノ~地域の中でいきいきと

コンサートの様子
なごみ福祉会・発達支援部門「でんでん虫」の外来療育で音楽療法のグループに通う青年5人とスタッフでつくったパーカッションバンド「ザ・ボルケーノ」は、この1月で結成4年目を迎えた。生みの親である音楽療法士・渡邉紀子さんはこう語る。
「23年前に無認可で始まった療育相談『でんでん虫』の中で『リズム』と呼ばれてきた音楽活動は、子供たちとのコミュニケーションにとってなくてはならないものでした」。最初は音楽に乗って身体を動かしたり音で遊んだりするところから入り、次第に音楽を、さらにスタッフとともに演奏することを、楽しむようになった。そして仲間づくりが始まった。
中でもラテンパーカッションとの出会いは大きな意味があった。乗りのよい旋律に合わせコンガをたたき、全身でリズムをとり声を合わせることに、彼らもスタッフも夢中になった。そこから生まれた仲間意識がそのまま「ザ・ボルケーノ」というバンドに。モットーは「障がいの有無にかかわらず地域の中でいきいきと!」。昨年は北海道公演や地元の麻生文化センターホールでのクリスマスコンサート=写真=も行った。
(2005年1月15日 神奈川新聞掲載 編集ボランテイア 町田香子)

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