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麻生まちづくり学校~「自分たちが担い手に」

まちづくり学校の活動の様子
3月5日(土)麻生区で「麻生まちづくり学校」が設立される(午後2時から区役所で設立記念講演会)。「学校」といってもまちづくりを実践し、まちづくりを通じて人材を育成することが目的だ。生徒は麻生に関心のある人や住む人たち。設立中心メンバーの1人、加藤敬さん=写真=は語る。
「基盤になっているのは『都市計画マスタープラン麻生区構想区民提案』です。これは約3年かけて行政と市民が練り上げてきた構想で、市民主体の麻生の将来像を描いたもの。それを楽しく地域で実現していこうと考えたとき『学校』という形にたどり着きました」
「学校」には「本校」と「分校」をつくった。本校で区全体のことを考え、それを具体的に実行するのが各地区に設けられた分校である。最近では王禅寺地区の住民にアンケートをとり、地域の課題をすくい上げた。地域の課題は地域で解決しようと対策を練り、実践していこうとしている。
「自分たちがまちづくりの担い手という意識を住民自身が持てるようにしたい」と加藤さん。その言葉に強い意気込みを感じる。
(2005年2月26日 神奈川新聞掲載 ボランティア記者 志田麻依子)

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