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コスモスの家 三田まちづくり委員会~「住み続けられる」街を

昼食会の様子
生田の丘の住宅地・三田小学校区には4500世帯、9300人が住む。一人暮らしと高齢者世帯の割合はは23%に達する。ここで、特定非営利活動法人(NPO法人)の介護事業所コスモスの家と三田まちづくり委員会が新たに取り組んでいるのが、「ずっと住み続けられる」街づくりだ。
このほど、三田ふれあいセンターで昼食会が開かれ15人が集まった=写真。話題は世界の時事問題からヨン様の話とまさにフリート-ク。女性スタッフが手の不自由な男性の手をさすって「よくなった?」と話し掛ける。お昼はコスモスの家のコックさんが作ったカレーライスとサラダで400円。
地域の交流は、ほかに喫茶室、ヨガ、花見、コーラス…。さらに道路にバスゾーンの設定、バス停に屋根とベンチを設ける、花一鉢運動と、次々にアイデアが出る。「地域の防犯にも役立っているんです」(青木まちづくり委員長)。最近は診療所廃止の動きを注目している。
コスモスの家は最近「デイ・サービスからまちづくりへ」という本を出した。介護事業から始めて17年。これからは「新しい故郷づくり」(渡辺理事長)が目標だ。
(2005年8月20日  神奈川新聞掲載 市民記者・清水まさみ)

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