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ごみを考える市民連絡会~生ごみ堆肥で資源循環
生ごみや落ち葉は、土に埋めると、微生物によって分解され堆肥(たいひ)になる。この堆肥を使って草花や野菜を育てることで、生態系の不思議を目の当たりにすることができる。ごみ連では2000年に、冊子「生ごみ落ち葉堆肥化のすすめ」を作って以来、庭やベランダでの取り組みや農家と連携しての堆肥化を積極的に進めてきた。さらに行政・農家・市民が協働する仕組みをつくることこそ大切だ。
そこで、今年の3月には生ごみリサイクル市民プラン「地域が元気になる!生ごみリサイクル」を発表、フォーラムを開催した=写真。プランでは、堆肥化に焦点を絞った。身近にある生ごみが堆肥化され農家がそれを使って野菜を栽培し、私たちがその野菜をいただくことができれば、資源の地域内循環が進む。そのことで“農“と豊かな自然環境を守っていくことができると考える。
本年度は「生ごみ堆肥を地域に活(い)かす!」を各地で開催。11月には、多摩区で講習会を催し、その後、宮前区の生ごみ堆肥を使っている農家の畑でお話を聞く。興味のある方は、どうぞご参加を。
(2005年10月1日 神奈川新聞掲載 川崎・ごみを考える市民連絡会 飯田和子)