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ダンスグループKaze~親子で癒やしの風送る

ダンスレッスンの様子
踊り手が自由に豊かに自分を表現できるモダンダンス。このモダンダンスを親子で学び、老人福祉施設や病院を訪問しているグループに「Kaze」=写真=がある。
2年前、ある主婦の「体を動かそう」という呼びかけでマンションの集会所から始まった。口コミで輪が広がり、今や40代の女性から幼稚園児まで17人になった。その中には福祉大の学生、看護師などもおり、訪問先の病院などの情報交換もさかんである。
週1回2時間、プロの先生を招いて皆でレッスンしている。イベント近くになると、作品への取り組みにも熱が入る。リーダーの助川明子さんは「施設にいらっしゃる方たちへ、ダンスを通して癒やしの風を送りたいのです。お年寄からの拍手は、私たちをまた頑張ろうという気もちにさせてくれます」と話す。踊り終えた後は握手をするなど、高齢者とふれ合う機会もある。子どもたちもこの活動のおかげで、普段から車いすの人に気を配るようになった。
11月の発表会では、転倒予防の意味も込めて高齢者も一緒に体を動かしてもらおうとメンバーは意欲満々である。
(2005年10月8日 神奈川新聞掲載 市民記者・町田香子) 

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