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宮前区・子どもの遊び場を考える会ポレポレ~のびのび遊べる場支え

子どもたちがプレーパークで遊ぶ様子
宮前区の有馬ふるさと公園には、毎週水曜日と第2・第4土曜日になると、「プレーパーク開催」の看板がかけられる。プレーパークとは、日本語で冒険遊び場とも呼ばれる。
この公園は入り口にブランコ、すべり台などの遊具があり、奥はなだらかな丘になり、うっそうと木が茂っている。子どもたちは、木や土、水などの自然から遊びを創造して楽しんでいる=写真。その様子をプレーリーダーの「じっちゃん」こと檜谷史夫さんが見守る。「オイラはいつもここにいるヘンなヤツって思われてるね」
一緒に遊ぶこともあるが、口や手は出さない。ただ、子どもたちが安心して遊べるように、いつもそこにいる。「世の中では、結果を出すのをせかされて評価されるよね。けど、遊びに評価はない。失敗したり、考えたりする時間と場の保障が必要なんだ」
このような遊び場も続けていくには、地域の人の理解と協力が必要だ。ポレポレ代表の山岡洋子さんは、学校でポレポレ通信を配ったりして、地域の遊び場として見守ってもらえるようにしていきたいという。
(2005年10月15日 神奈川新聞掲載 市民記者・志田麻衣子)

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