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キャリアレボリューション~働く喜びを伝えたい

メンバーでの打ち合わせの様子
「キャリアレボリューション」はレボリューションの名のごとく、若者の職業意識に革命的な原動力をもたらしたいと発足した=写真。女性3人を含む6人のメンバーは、全員CDA(厚労省キャリアコンサルタント能力評価試験合格)の資格を持っている。

ニートやフリーターが問題になっている現在、中高生、大学生を中心に「働くこと」について考える機会を与え、将来自ら何になりたいかと問いかけをする活動を始めた。
メンバーの甘粕潔さんは言う。「楽しさ、厳しさも含めて働くとはどういうことかを伝えたいと考えています。親、地域、先生など、周りの働きかけが大切です」
若いうちから、好奇心をもっていろいろな経験をし、そのなかでどんな仕事が自分に合うのか見定めるのは、自分を良く知ることにもなる。そこから、将来どんなことにチャレンジしたいかという問いかけを起こし、それは人生の夢や希望にもつながっていくという。
学生のために催したキャリアセミナーでは、「あきらめかけた職業だけど、またがんばってみます」という感想文が数多くあったという。
この会のメンバーたちの現在の目標は、若者に働くことの喜びを伝える1冊の本を作ることだという。
(2005年12月10日 神奈川新聞掲載 市民記者・町田香子)

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