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たまり場ぱんじぃ~高齢者と児童触れ合う

リハビリ体操の様子
JR南武線を平間駅で降りて5分ほど歩くと、玉川(ぎょくせん)小学校がある。築6年、改築された建屋には、併設された「ふれあいデイサービス・たまり場ぱんじぃ」がある。市内在住60歳以上で、介護保険を利用していない高齢者が、通所により健康チェックやリハビリを行うことを目的として、川崎市が設置した=写真。
ある利用者は「自分の孫ほどの小学生とのかかわりがあるから楽しい」と言う。「折り紙やお手玉、メンコなどの昔遊び、時には授業の一環として戦争体験の話しもする」と代表の折原佐知子さんは語る。さながら生きた教科書というところか。
小学校で行事があると招待されるなど、児童との交流が行われている。そういう土壌から生まれたのだろう。玉川小学校にはボランティア委員会がある。
「各中学校区に一つ、こういった施設がある事が望まれる」。そう語って折原さんは、話を結んだ。
(2006年6月17日 神奈川新聞掲載 市民記者・江澤純一)   

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