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エコトークかわさき~環境想いロウソク灯す

 ロウソク作りの様子
多摩区を拠点に活動する環境団体「エコトークかわさき」。市の環境局主催の「川崎市地域環境リーダー育成講座」(年1回開催)を修了したメンバーが集まって結成したグループだ。楽しみながら環境について考えようと、さまざまなイベントを企画している。
最近では区内の子どもたちを対象に、ミツロウによるロウソク作り=写真=を中野島こども文化センターなどで行った。ミツロウとはハチが作りだす自然のロウ。湯せんで溶かしたミツロウに、芯となるタコ糸を浸したり取り出したりしながら少しずつ芯の周りにロウをつけ、一本のロウソクに仕上げる。
近いうちに「キャンドルナイト」というイベントを開く。「おのおのが好きなロウソクを作って点灯するんです。暖かい火の周りに集まって、環境のことだけでなくコミュニケーションの輪を広げることも狙いです」と代表の三枝信子さん。
電気を消してロウソクの明かりでひと時を過ごすキャンドルナイト。効率優先の日常をしばし休んで、ゆっくり流れる時間を大切にしよう。
(2006年11月18日 神奈川新聞掲載 市民記者・船矢佳子)

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