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かながわカウンセリング研究会~出会いと学びを提供

テーブルを囲み談笑する5~6人の男女の写真

カウンセリングを学びながら気軽なおしゃべりもできる「大人のしゃべり場」が毎月、川崎市中原区の小杉2丁目会館で開催されている(=写真)。「かながわカウンセリング研究会」(松本純子代表)が2003年から運営している集まりだ。

同研究会は、カウンセリングを学んだメンバーが「誰にも話せず一人で悩んでいる人を救いたい」と1988年に設立した。メンバーは、企業や学校など実践の場でカウンセラー経験がある女性13人だ。

「しゃべり場」は第2・第4日曜日の午後1時~3時半までで、前半はメンバーが交代で講師をする「勉強会」。参加者は意見や質問など自由に発言できる。各回のテーマは、参加者全員から年2回募集するが人間関係の要望が多い。13日は「感情と行動のコントロール」を学ぶ予定だ。

後半はグループに分かれてのフリートーク。「いろいろな人の話をじっくり聞くことで、自分と考えが違うことに気づかされる」と参加5年目の主婦は言う。「ここでいろいろな人と出会い、学んだことの一つでも実生活に役立ててくれれば」とリーダー役の那須美南子さんは語る。

職場や子育てなど、日常生活の悩みを落ち着いた対面形式で相談できる「おしゃべり相談」も好評で、同研究会の息の長い活動の一つだ。問合わせは、同研究会 電話044(711)5321。

(2019年1月5日 神奈川新聞掲載 市民記者・西中重美)

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