文字サイズ 背景色

ホーム最新ニュース一覧 > 市民発 >【7月27日神奈川新聞掲載】あゆみYELL 10代に第3の居場所

【7月27日神奈川新聞掲載】あゆみYELL 10代に第3の居場所

「つながるカフェ」のメンバーたち

「ついてないことばかりだったけれど、話をして少し考えが変わったかも」。参加した中学生は笑顔を見せた。

10代を中心とした若者のための「つながるカフェ」。今春からスタートし、毎月第3土曜日午後、川崎市多摩区のはぐるま共同作業所ホールで開催している。ボードゲームをしたり、お菓子を食べたり、アクセサリー作りをしたり…。勉強を大学生ボランティアに見てもらうことも、ただのんびり過ごすこともできる。自分のしたいことを選んで過ごせる場だ。

運営しているのは「あゆみYELL」。どのような家庭環境であっても、子どもたちが幸せに生きていける社会を目指そうと、2022年6月に設立された。

母子の支援活動をしている代表の大庭美代子さん(54)=写真前列左から2番目=を中心に、助産師、保健師ら24人のメンバーが集まった。

子どもにとって、家庭や学校以外に信頼できる大人と出会う場が必要と感じていた。そのために「子育て中の母親が孤立することなく、誰かとつながれる場所をつくろう」と思い、子育てサロンを運営していた。

今月29日には、共同作業所ホールで1周年イベントを開く。「子どもが気軽に参加できる場になるように内容を充実させ、開催回数を増やしていきたい」と意気込んでいる。
連絡はメール(ayumiyell2022@gmail.com)へ。

(2023年7月27日 神奈川新聞掲載 市民記者・古藤 仁)

(C) 2022 公益財団法人かわさき市民活動センター 
市民活動推進事業