公益財団法人かわさき市民活動センター

オンラインカフェ「cha cha chat ～茶々茶処（チャチャチャット）～」は、毎月第３火曜日に開催。50～90代の15人ほどが画面上で和気あいあいとおしゃべりを楽しんでいる＝写真

メインテーマは「その道のエキスパートの話」。毎回、カフェ代表の北村聡子さんとメンバーが取材・作成した動画を見ながら、自由に語り合う。

他にもオンラインマップサービスを使ったバーチャル観光など盛りだくさんの内容で、１時間半、参加者を飽きさせない。参加費２００円で誰でも参加でき、動画のアーカイブも無料で公開している。活動のきっかけは新型コロナウィルス禍だった。

「対面で会えなくても、つながりを絶やさず会話を楽しみたい」と、川崎市宮前区在住の５人のメンバーが緊急の試みとして２０２１年８月に開始した。

今では「外出が難しい時でも家に居ながら顔を見ておしゃべりができるのは嬉しい」とシニアにも好評で、心身の健康維持につながっている。

毎月企画を考え動画を制作するのは大変だが、「この会は夢がある」「驚きと発見で前向きになれる」「次回が楽しみ」など、参加者の感想が運営メンバーの原動力になっている。

２周年を迎え「さらにオンラインカフェの可能性にチャレンジして参加者を増やしたい」と北村さんは抱負を語る。

連絡先はメール（chachachat21@gmail.com）で。

（2023年10月12日　神奈川新聞掲載　市民記者・佐藤淑子)