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【2024年2月8日掲載】NGO外反母趾研究会 身体の健康は足から
持続可能な開発目標(SDGs)に掲げられている「すべての人に健康と福祉を」を事業目標に、多くの人がいつまでも健康に歩ける社会の実現を目指し、2020年7月に東京都中央区京橋で発足した「NGO外反母趾研会」(理事長・福嶋稔)。50人近い医療関係者のメンバーが中心となり活動している。
同会が実施している「足の計測会」の結果では、足のトラブルを持つ人の傾向として、実寸と靴のサイズが合っていない人が多いことから、足と身体バランスの改善を目的としたインソールの開発に力を入れている。
都内だけではなく川崎市でも活動を広げており、昨秋、中原区で開催された「ごえん楽市2023」では、「医療従事者による身体バランス・足の検査と相談会」(有料)を行った。同会研究員の中村有希さん(39)=写真手前左=が、参加者に検査結果を説明し記録表と足型のフットプリントを渡した。
検査後は、医療従事者が一人一人の相談に応じ、障害予防のアドバイスをする。さらに後日開催されるインソール製作の教室にも参加できる。
「足は成長過程や生活スタイルで変化するので、定期的検査が必要。将来的には健康診断の必須項目になって欲しい」と中村さんは思いを語る。
詳細と問い合わせは団体HP(https://ngo-hvsg.wixsite.com/ngo-hvsg)。
(2024年2月8日神奈川新聞掲載 市民記者・青木宏)