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【2024年11月28日掲載】Kids Tech Campus デジタル体験 後押し

つながるマルシェでプログラミング体験をする小学生

小学校の授業で2020年度からプログラミングが必修になった。図形を組み合わせるビジュアルプログラミングで学ぶのが一般的だ。

「Kids Tech Campus(キッズ テック キャンパス)」は、小学生にプログラミングを教えている。メンバーは専修大学情報ネットワーク学部在学中の4人。キャンパスのある川崎市多摩区を中心に活動している。

昨年秋、小学校の出前授業に教授と参加し、楽しそうな子どもの姿にやりがいを感じた。学生だけで子どもたちに教える場を作りたいと、今年4月に団体を設立した。

夏には中原区の武蔵小杉駅前で行われた「つながるマルシェ」に参加。パソコンで作る簡単な計算ゲームやロボットを動かすメニューを用意し、小学生が体験できるようにした=写真。

参加者は「ロボットを動かせた。思ったより簡単」と笑顔を見せる。好きなゲームソフトや動画の話題から子どもの経験値や理解度を探るのも「デジタル世代」ならでは。画像を多用して分かりやすくした自作テキストの販売もしている。

共同代表の石川怜奈さん(21)は「プログラミングの体験が、何かに夢中になるきっかけになってほしい」と思いを語る。来年1月に小杉こども文化センター(中原区)でプログラミング教室(申込制)を開催予定だ。詳細は団体HP(https://kidstechcampus.com/)へ。

(2024年11月28日神奈川新聞掲載 市民記者・古藤  仁)

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