公益財団法人かわさき市民活動センター

台風一過の8月9日（木）、ＮＰＯ法人川崎市民石けんプラントによる「工場見学」が川崎区塩浜で開催され、市民10名が参加しました。始めに、1978年に合成洗剤追放直接請求運動を始めてから法人になるまでの経緯や現在取り組んでいる事業について説明がありました。その後工場見学。学校給食の現場をはじめ、レストランや家庭から集めた廃食油が石けん「きなりっこ」になるまでの10工程を見学しました。「きなりっこ」は学校給食の食器・調理器具洗いにも使われています。2011年11月にバイオディーゼル燃料製造機を設置し、石けんだけでなく燃料としてリサイクルし、資源循環のモデル事業として新たなエネルギーの活用を進めているそうです。現在3台の車が「使用済み天ぷら油で走っています」というステッカーを貼り走行中。

　工場見学の後は、参加者からの感想や質問に答えていました。「市民の方々が運営していると聞いて小さい工場と思って来ましたが、広くて綺麗なので驚きました。」「きなりっこをもっと広めたいと思いました。」という感想が多くありました。

　取扱店舗は、かわさききたテラス、セレサモス、ＷＥショップなど多数。工場見学や会議室利用の受付も随時受け付けているので、どうぞ利用して下さいとのことでした。