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【2026年2月26日掲載】療育ねっとわーく川崎 誰でも寄れるカフェへ

「リサイクル品無料でどうぞ」のチラシに足を止め、子ども服を見るお母さんがいる=写真。

認定NPO法人療育ねっとわーく川崎は、病気や障害がある人やその家族が一人の人間として地域で豊かに過ごすことを目的に2000年12月に設立され、25周年を迎えた。

小田急線向ヶ丘遊園駅(川崎市多摩区)近くで重度心身障害のヘルパー事業から始め、必要なサービスを順次拡充した。現在はデイサービスなど11の事業のほか、施設利用者や家族、地域の障害者団体と交流し、生活を支えるネットワークを広げる。

代表の谷みどりさん(74)は「障害者が安心して外出するためには地域住民の理解が必要」と考え、15年に「CafePOP!」(カフェポップ)を開所した。通りに面し、車いすやベビーカーでそのまま入れる。利用者だけでなく、近隣の誰でも利用できる。「ここで飲むコーヒーが唯一の息抜き」というお母さんもいる。

当初は来店者が増えなかったため、外観からカフェと分かるようにのれんを付け、インスタグラムの発信を開始した。最近ではリサイクル品を見た後、カフェを利用する人も増えている。試験的にギャラリーを設け、利用者の作品を展示。「今後は常設ギャラリーとして、交流の場にしたい」と谷さんは笑顔を見せた。連絡は☎044(930)0160。

(2026年2月26日神奈川新聞掲載 市民記者・古藤仁)

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