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おもちゃと遊びの会~楽しさや力伝えたい

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「おもちゃと遊びの会」代表の吉田幸雄さん(64)(=写真)は、「おもちゃ作り」を通じ、子どもたちに作る喜びや・遊ぶ楽しさを伝えたいと、2014年に麻生市民館市民自主企画事業に応募し、活動をスタートさせた。 
現在、会員は14人。6人の企画運営委員が「おもちゃコンサルタント」の資格を持っている。麻生市民館で3年間にわたり、誰でも、楽しく参加できる「おもちゃを作って遊ぼう」を実施し、参加者は延べ300人を超えた。
活動を通じ、おもちゃ作りは、子どもたちの想像力を養い、親子のコミュニケ―ションを深める役割を果たすものと実感し、区内の地域イベントにも参加。おもちゃのワークショップを開催して、シニアと子どもたちとの世代を超えた交流を実現している。3年間の自主企画事業終了後は、市民館のサークル活動を通じて、毎月1回の講習会を開催する予定にしている。
吉田さんは「おもちゃ作りと遊びを通じて、誰もが気楽に訪れて楽しめるような場を麻生区内に設立し、子育て・学童保育・知的障害・高齢化などの問題解決に協力する活動を進めたい」と語る。
また新たに、木の持つぬくもりに着目して「木育」ということを広く伝えるために、講座やイベントなどを開催したいと、活動の夢は広がる。
(2017年2月25日 神奈川新聞掲載 市民記者・植木昌昭)

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