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原発ゼロへのカウントダウンinかわさき・実行委員会~川崎から脱原発の声

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「2011年の原発事故は、暮らしを根こそぎ奪い取ってしまうと痛感した。何より子どもたちへの影響が心配だった。」そう語るのは、子どもたちを守るために、川崎から原発をなくす運動を始めようと考えた丸山健二(37)さん。
懇意の三嶋健弁護士に代表を依頼。同志を募り12年1月、55人の委員と「原発ゼロへのカウントダウンinかわさき・実行委員会」を立ち上げた。初めての集会は、同年3月11日に川崎市中原区の中原平和公園で開催。参加者は約1600人に達し、共同代表に就任した元学習院女子大教授の川口洋一さんがメインスピーチを担った。
以来、毎年3月の日曜日に同公園で開催される集会は、今年で6回目を数え、招請するゲストのスピーチに耳を傾ける参加者は今年も1500人に上った。
毎回、多数のスタッフが手分けをして集会ビラを作り、駅頭などで何度も配布する。当日は、早朝から集会に参加する多数の市民団体ブース用のテント設営など、大掛かりな準備に注力し「原発をなくすまでは頑張ろう」と口をそろえる。
集会後は武蔵小杉駅までパレード(=写真)。車いす利用者やつえを突きながらの高齢者、ベビーカーを押すママたちも一緒に「子どもを守ろう、未来を守ろう」と声を上げながら進む。問い合わせは、川崎合同法律事務所の三嶋さん 電話044-211-0121。
(2017年5月27日 神奈川新聞掲載 市民記者・背戸柳勝也)

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