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小杉ママのチャリティーリユース~再利用で善意の循環

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子供が成長し使われなくなった衣類、おもちゃなどを「リユース(再利用)」する活動を中原区の子育てママたちが5年前に始めた。使える物の「寄付」と「利用」するママたちの「支え合う活動」で売り上げは経費を除き地域の子育て活動に寄付される。
「小杉ママのチャリティーリユース」=代表・岩田夕蘭(れりあ)さん(36)=は20人のママたちが協力し合い寄付を呼び掛け、品目整理、バザーでの販売(=写真)までを行う。3500点を超える寄付と3千点以上のリユース実績が管理台帳に記されており、「寄付とリユースの循環が地域に広まり、根付くとうれしい」と話す。
活動に参加する中永智美さんや西宮さやかさんは「ものを大切にすることにつながるし、地域との交流も広がる」と共感した。子ども3人の育児期だったからこそ、何か役立つことで地域とつながりを求めた岩田さん。「困ったことがあったら私に話してね」との長女(8)からの手紙に「子どもは見てくれている」と感じ、うれしかったという。
「出品物の質が良いのでここのバザーを毎回利用する」「子ども服を安く入手できました」と利用するママたちも喜んでいる。寄付品の引き取り、整理、販売などには子連れの参加大歓迎だ。チャリティーバザーは毎月1回、かわさき市民活動センターで。問合せは、ホームページ(http://kosugimama.wixsite.com/charity-reuse)から。
(2017年7月1日 神奈川新聞掲載 市民記者・小島博記)

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