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川崎北部少年少女発明クラブ~柔軟な発想と観察力

子どもたちの柔軟なアイデアに笑顔の指導員の様子
昨年のビッグニュースは、日本人科学者3人がノーベル物理学賞を受賞し、子どもたちに大きな夢と希望を与えてくれたことだった。折りしも24日(土)と25日(日)の2日間、高津区のてくのかわさき2階で第3回発明工夫展が開催される。「川崎北部少年少女発明クラブ」が主催する。
同クラブは2012年4月に、小学3年~中学3年の“発明家の卵”72人を迎えて、麻生区やその近隣の技術ボランティアの応援を得て発足した。子どもたちに「ものを作り出す喜びや感動を伝える」ことを目指している。
発足初年度、公益社団法人発明協会主催の「第3回チャレンジ創造コンテスト」で、当時小学4年だった宮本大地君、古田咲さん、松村勇史君のチームが全国大会で金賞を獲得するなど華々しい成果を挙げた。
発明工夫展に向けて準備している発明品や絵画作品は、子どもたちの柔軟な発想と観察力の高さに驚かされ、指導員を面白がらせるアイデアがいくつもあった=写真=。「生まれ育った土地で、子どもたちが発明体験を味わえる。そんな環境を大切にしたい」と、四方(よも)恒充さんは話す。
同クラブでは、さまざまな産業で活躍し、自分のスキルを子どもたちのために生かしたいというボランティア指導員や事務ボランティアを募集している。
(2015年1月17日 神奈川新聞掲載 市民記者・植木昌昭)

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