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川崎区生ごみリサイクルの会~循環社会へ喜び共に~

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「川崎区生ごみリサイクルの会」は、生ごみのリサイクルを推進し、ごみの減量化を図ることを目的とし、2012年5月に設立された。きっかけは、川崎市内でこの活動を既に推進している麻生区の「環境を考え行動する会」による講習会だ。参加者の中から、川崎区でも「ダンボールコンポスト」による生ごみ減量を根付かせたい、という有志6人が集まって結成。
主な活動内容は、段ボール箱による生ごみ堆肥づくりの普及と、リサイクル実践者に対する個別相談。市地域女性連絡協議会との連携で実施している。
本年度は5月と7月に講習会を実施。おのおの、生ごみ堆肥を使って育てた花や野菜の収穫物を持ち寄り、成果を楽しんだ。
毎日、自宅の生ごみ量を計測している藤井恒夫さん(共同代表)は、「夫婦2人世帯で年間約120キロの生ごみ削減」を毎年実践している。「子どもたちにも、生ごみリサイクルを通して、循環型社会の必要性を感じてほしい」と話すのは吉越サチ子さん。
「集合住宅が多い川崎区ではプランター栽培が主になるが、アスパラガス、スイカやメロンの収穫も可能。成果は十分楽しめる」と和田三恵子さん(共同代表)。今後も地域のニーズに合った活動を展開していきたいと考えている。新規メンバーも随時募集中だ。
(2015年8月29日 神奈川新聞掲載 市民記者 渋澤和世)

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