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さいわい活動支援協議会~経験生かし お役立ち~
9月から幸市民館で市民自主学級「ぴんぴんころり入門」(全6回)が開催されている。60歳以上の夢に関するアンケートを幸区民祭でした結果、「健康・長寿」が第1位となり、これを講座のテーマに選択。第1回目には34人、第2回目の認知症の公開講座には110人以上が参加。毎回、講演の内容をどう実行できるかを意見交換している(=写真)。
主催団体はさいわい活動支援協議会(川崎市教育委員会と共催)。2014年6月、8人で会を設立した。会員には市民団体代表やコンサルタントなど多彩な顔触れがそろい、専門的な経験を生かして「小さなお手伝い、大きなお役立ち」を旗印に掲げる。理想モデルは、その都市の商工業者が集まり、集会・調査・調停などを行っている商工会議所の市民団体版だ。依頼を受けた団体の運営管理や活動のコストダウン、トラブル仲裁などの手伝いもしている。
地域を元気にするには町内会との連携も大切だと考える。町内会の人の中には「市民活動」という言葉を好まない人もあり、市民団体との接点が少ない。そこで、今回の講座企画の際には、幸区町内会連合会に後援をお願いした。
「会はまだ発展途上だが、幸区の市民活動を応援する団体としてもっと成長させていきたい」と古場敏光会長(67)は語る。
(2015年10月10日 神奈川新聞掲載 市民記者・高橋喜宣)