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丸子玉川リハビリクラブ~励まし合い機能回復~

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丸子玉川リハビリクラブは、脳血管障害や事故などの後遺症を持つ人たちによって、1992年4月に設立された。リハビリの友としてお互いに助け合い、励まし合って親睦を図りながら機能回復を目指すことが目的だ。
代表の渡辺恵子さん(83)が脳梗塞を発症しリハビリの指導を受けた際、身体とともに心のリハビリも必要なことに気がついた。障害者や高齢者が孤立や寝たきりになるのを防ぐには、家から出ることが大切。「皆が笑顔になる楽しい活動の場を提供していきたい」と考えたのが会を立ち上げるきっかけとなった。
現在の活動は、ヘルス体操、グランド・ゴルフ、カラオケ、食事会などの行事に、会員15人、それぞれが参加する(=写真)。月例会では、元看護師の佐藤ミサコさん(88)の協力で血圧測定など健康管理も実施している。福祉バスを利用した一泊二日の旅行も恒例行事だ。あらかじめ決められたスケジュールではなく、行き先も会員の希望を聞いて決定しているので、皆が満足している。
「介護サービス事業の普及により、デイサービスを利用する人が多くなった。うちの会は自主的な活動をしている。元気でも認知症予防と思って参加してほしい」と話すのは渡辺政勝さん(91)。新規会員、ボランティアも随時募集中だ。
(2016年2月6日 神奈川新聞掲載 市民記者 渋澤和世)

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