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読み聞かせボランティアだるまさんの会~本と出合って感動を

揃いのエプロンを着けた会員の女性6人の写真
「川崎大師で有名なのは、くず餅とだるま」。地元の土産、七転び八起きの縁起を担いで名付けた「だるまさんの会」が、川崎区の教育文化会館大師分館(プラザ大師)で、第4水曜の午後2時半から親子向けに「おはなし会」を開いている。
2011年、同館が開催した「読み聞かせボランティア入門講座」の受講者たちが、翌年、会を発足。「上手に読んで、孫にほめられたい」、「読み聞かせって、どんなもの?」と、講座に参加した理由はさまざまだった。しかし、最終回近くには、皆がもっと学びたい、会を立ち上げたいと熱い気持ちに変わっていったという。
代表の田中和子さんは、「ゼロからのスタートで、ノウハウがまったくなかった。いろいろな『おはなし会』に行って勉強しました」と発足当時のことを振り返る。
本番1週間前の定例会で、各自が選び練習してきた話を、仲間たちの前で披露する。メンバーの好きな本は、童話や動物もの、民話と幅広い。
おはなし会で読んだ本のタイトルをメモするママの姿や「この本、借りていこう!」という子どもの声が、何よりうれしい。12月のおはなし会は25日のクリスマス。部屋を飾りつけて、子どもたちを迎える。メンバーの思いはただ一つ。「たくさんの本に出合って、たくさん感動してもらいたい」
(2013年11月30日 神奈川新聞掲載 市民記者・町田香子)

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