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グループリビングCOCO宮内~自立と共生を目指す

原理事長の写真
NPO法人グループリビング川崎の原眞澄美理事長=写真左=は、高齢者が自立した生活を送れるよう「入居者主体」を何よりも大切にし、支援していきたいと、互いに尊重しあいながら少人数で共同生活を行う小規模住宅「グループリビングCOCO宮内」を開設。2013年に10周年を迎えた。
JR武蔵中原駅から徒歩約20分の住宅地にある同施設では、地域の主婦らが当番制で、食事作り、個室以外の共同スペースの食堂、リビング、浴室などの清掃、入居者一人一人の「不便」に応じたサポートを行い、その暮らしを支えている。入居者に限らず地域の人々が参加する「趣味の教室」も開講。コーラスやカラオケ、ギター、茶道、短歌など、趣味や特技をいかして、教えたり、教えられたりしながら楽しく学びあっている。
また、同じ建物内にカフェやデイサービス、こども教室、音楽教室などがあり、入居者をはじめ、地域で暮らす乳幼児から高齢者まで、幅広い年代の人々が集うコミュニティーとなっている。ここで顔見知りになった人たちの中から、グループリビングの活動に参加する人が出てくるなど、さらにつながりが広がる。
原さんは「今後も『自立と共生』という、高齢者の新たな生き方、暮らし方の実現を目指ししていきたい」と話す。
(2014年1月25日 神奈川新聞掲載 市民記者・菅原登志子)

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