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にこにこあおむし人形劇団~親子が和む題材上映

手作りの人形と並ぶ劇団員の女性8人の写真
「にこにこあおむし人形劇団」は、田園都市線梶が谷駅から見えるスペースカリヨンで、定期公演を行っている。0~2才の乳幼児とお母さん15組が集まる場となっている。
団長の森真佐乃(まさの)さん=写真前列右から2人目=は、「得意なことで、たくさんの人に関わってもらいたい。人形劇を見たお客さんに明るい笑顔になってほしい」と、今から3年前、長男が通っていた梶ヶ谷幼稚園のお母さんたちに声を掛け、手づくり人形劇団を立ち上げた。
スタート時は公演場所探しに苦労し、川崎市役所などにも相談。今では、メンバー11人で、市内の子育て支援センターやこども文化センターを中心に、年間30回以上の公演を行う。
会場内は「泣いても、笑ってもOK」だが、森さんの説明に注目する瞬間、会場は静まり返り、その後すぐに、子どもたちの元気な声があふれる。ロケットが登場すると「イカ!」と答える子どもたちの豊かな発想に、即座に対応する人形劇。その場その場が勝負の連続だ。
「舞台の設営から、受け付け、アンケート回収まで、みんなで行うことが楽しい。今後も親子で心がほっとして、気持ちがやさしく、あったかくなれる題材を上演したい」とメンバーは話す。
公演日程などはホームページで(団体名で検索)。
(2014年2月1日 神奈川新聞掲載 市民記者・加藤紀広)

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