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やまぶきの会~練習重ね朗読を披露

朗読会の様子
朗読グループ「やまぶきの会」は2009年1月、幸図書館日吉分館がグループ活動促進のために企画した朗読体験教室の中から誕生した。翌年、自主企画講座として認可され、講師だった川口初江さんの指導を受けている。
現在のメンバーは10人。月2回の練習日には川口さんの号令で発声練習から始め、それぞれが次回の朗読会で朗読する作品を練習し、互いに意見を出し合う。「声を出すのは健康にも良いし、読んだことがない作品を読める楽しみもある。聞いてくれる人が多いとうれしい」とメンバーの織田宮子さん。
朗読するのは、日吉分館で年1回開催される「さくらフェスタ日吉」と「朗読会」、また月に2回は「河原町ふれあいデイサービスセンター」にも出掛けている。練習には時間をかけ、できるだけ完成された朗読を目指す。
3月22日、「2014さくらフェスタ日吉」が開催された。「やまぶきの会」の朗読会にも大勢の人が集まった。今年のテーマは「愛をよむ」。「窓ぎわのトットちゃん」の中から畠(はたけ)の先生(農夫)と生徒との微笑(ほほ)えましい交流を、「くじけないで」から温かい夫婦愛を、1人あるいは複数で朗読する。大人から子どもまで楽しめる9冊の本から抜粋した文章の朗読が終わると、会場から大きな拍手が巻き起こった。
(2014年4月19日 神奈川新聞掲載 市民記者・鈴木典信)

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