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ボランティアグループひまわりの会~隣人として支え合い

会員10人の集合写真
「車いす利用の依頼者と公園を散歩中に、”トイレに行きたい“と言われましたが、専用のトイレがありません。”走って!“と言われて必死に車いすを走らせ、依頼者の自宅に戻ったことがありました」。ボランティアグループひまわりの会の赤司政美会長=写真後列左端=は、冷汗をかいた体験を語る。同会は中原区社会福祉協議会が開催した、2004年度「グッドネイバース研修」を修了した男性7人と女性7人が、地域での支え合いを目指し、同年10月に発足した。
主に中原区在住の日常生活で困っている高齢者や障がいのある人に、援助や支援のボランティア活動を行っている。毎月の定例会では、メンバーそれぞれの詳細な活動報告により、情報を共有。その後、依頼の内容と対応を検討する。
昨年度は325件の依頼に対応。最も多かったのは、病院などへの送迎や付き添い。次に、ひとり暮らしの高齢者や療養中の人の話し相手や散歩の支援。そのほか障がいのある人の運動の手助け、生活支援の洗濯・掃除などもある。
「利用者さんの“ありがとう!”のひと言がとてもうれしい。何よりの励みになります」と、皆同じ思いで7年間。さらに10年目を迎えようと「よき隣人」としての活動を続ける。1回500円の利用料は、会の運営に充てられる。連絡先は児玉さん 電話・ファックス044(422)7372。
(2011年10月1日 神奈川新聞掲載 市民記者・菅原登志子)

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