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あさお区民記者~より細かく地域密着

区民記者の写真
2008年10月、NPO法人あさお市民活動サポートセンターが、区民記者養成講座を開講し、8人の区民記者が誕生した。この「市民発」のコラムを担当する市民記者の取材対象が川崎市全域なのに対し、区民記者は麻生区内に限定、より地域に密着している。現在、登録記者は13人。あさお市民交流館やまゆりの利用登録団体は540以上あり、取材対象は豊富で、これまでに65団体を取材している。
「区民による、区民のための情報発信が目的です。その人の記事を読者が楽しみにしてくれるような個性豊かな記者を育成したい」という夢を抱くのは、編集長の佐々木直子さん。毎月第2木曜、「やまゆり」で開く編集会議では、テーマや取材対象者、掲載記事内容について話し合う。
「やまゆりニュース」(年3回発行、町内会配布)で自治会活動や防災計画など、区民に役立つ情報を、「あさおふれんず」(年3回、旧「あさお市民活動レポート」)には市民活動団体の紹介記事を掲載する。ホームページでも、取材先のその後の活動などを追いかけ、紹介している。
市民記者としても活動している植木昌昭さんは「将来、他の区でも区民記者が誕生し、市民記者と区民記者が何らかの形で連携していけるといいですね」と抱負を語る。ホームページはhttp://www.asao-ku.net/
(2011年11月12日 神奈川新聞掲載 市民記者・鈴木典信)

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