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さいわい夢ひろば友の会~里山的景観を楽しむ

公園緑地の維持管理作業をする会員の様子
「さいわい夢ひろば友の会」の設立は2000年7月。川崎市が10年の暫定緑地に指定した、新川崎駅近くの鶴見操車場跡地に、里山的な自然景観をもつ緑地「夢ひろば」づくりを始めた。10年8月、「さいわいふるさと公園」として整備され、「友の会」は、その一部「緑の散策ゾーン」で活動を開始する。
公園内に遊歩道をつくるため、大きな重機が入り、土が掘り返され、一部が以前と様変わりしてしまった。しかし、行政の協力と会員の努力により、新たな「夢ひろば」として、少しずつ再生されつつある。雑木林、花ももの丘や池、お花畑、ススキの原っぱなど、会員たちは、ひろばの四季折々を楽しみながら、維持管理を行う。
現在、会員は32人。個人でも家族でも、年会費は1200円。第2日曜と第4土曜の一斉活動日に参加できなくても「自分のできることを、自分のできる方法で、参加する」のが会の基本だ。 気の向くままにやってきて行う作業の記録は、年間約150回に上るという。
「自然が好きで、楽しみながら活動し、結果、人のためになれば」と、2ヵ月に1回「友の会だより」を発行する代表の江崎佳章(よしあき)さん。毎年4月の第2日曜日に、観桃会を開催し、大勢の人を集めている。
(2012年3月31日 神奈川新聞掲載 市民記者・鈴木典信)

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