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オリーブさいわい~マジック披露し交流

トランプマジックを披露する男性の様子
「オリーブさいわい」は、幸区で開講された60歳以上が対象のマジック講習会の参加者が中心となり、2003年2月に発足した。メンバーは現在、女性4人を含め14人いる。
例会と練習日を合わせて月2回。マジック講習会の講師だった日本奇術連盟の黒瀬光人さんが指導に訪れる。
会長の岡田弘行さんは「器用じゃなくてもいいから自分のできるマジックを」と話す。日頃の練習の成果をデイサービス施設や「わくわくプラザ」などで定期的に披露しており、それぞれの施設に適したマジックをするように心がけている。
依頼を受け、メンバーの都合がつけば無償でどこにでも駆けつける。参加した幸区の「多文化フェスタ」では体験コーナーを設けて、マジックを介して子どもや外国の人たちとも交流している。
4月16日、パークシティ新川崎で開かれた「シルバークラブ総会」で、黒瀬さんとメンバーの尾辻茂明さんが、マジックを披露した。カードやハンカチなどさまざまな小道具を使ったマジックに、参加した高齢者たちの間から笑いと拍手が巻き起こる。
「将来は、メンバーの発表会をやり、夏休みなどに旅館などと提携して、泊りこんで親子を対象にマジックをやってみたいですね」。それが、岡田さんの目標だ。
(2012年5月12日 神奈川新聞掲載 市民記者・鈴木典信)

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