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読売ランド駅前周辺まちづくりプロジェクト~駅前再生へ3者が連携

商品販売の様子
小田急線の読売ランド前駅周辺は、こぢんまりとした商店街と日本女子大学があるまちだ。地域住民の井上十三男さんと佐藤由紀子さんは平成15年、この地域の活性化をテーマに、川崎市都市計画マスタープラン区民提案作成に参加した。これを契機に、商店街と日本女子大学にまちづくりへの参画を持ちかけ、平成18年に3者で読売ランド駅前周辺まちづくりプロジェクトを立ち上げた。
地域住民・商店街・大学の17人からなる事務局と代表の井上さんは、まずはできるところから少しずつ、をモットーに活動を開始した。オリジナル商品の創作・販売=写真=、まちづくり講演会の開催や関連する文化活動がそれだ。
特に、ドイツ菓子のお店「なかがめ」と日本女子大生のコラボ商品である「ミスチェリー」は、「2008かわさき名産品」に認定された優れものだ。
「皆さんからいただいた多くの提案を、身の丈に合った絵にして駅前再生たたき台案として作り上げ、今後につなげていきたい」と井上さんの期待はふくらんでいる。
(2009年1月17日 神奈川新聞掲載 市民記者・小林光治)

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