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川崎体育救護クラブ~救急法生かし社会に貢献

活動の様子
今から約25年前に設立された川崎体育救護クラブ。赤十字主催の「救急法」の講座を修了した人たちで結成された。会員のスキルアップと親睦(しんぼく)を兼ねながら、地域のスポーツ大会に救護係として参加している。
具体的な活動内容は参加選手や観客がけがをしたり気分が悪くなったときの応急処置をすること。症状によっては救急車を呼ぶなど次の処置へ向けての手配をする。医師が待機している大会では、医師のサポートなども仕事の範ちゅうだ。
「大会が終わるまで何があるか分からない。人の命を預かる活動なので緊張します。でも自分たちの学んだスキルで、ささやかながら社会貢献ができてうれしいですね」と、会長の赤間彦義さん(73)は言う。
今まで駅伝、マラソン、サッカー、ソフトボール、相撲などに参加してきた。メンバーは現在は60人ほど。「救急法」は受講した後も3年ごとに更新が必要なので、常に研修は怠らない。
(2008年5月17日 神奈川新聞掲載 市民記者・船矢佳子)

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