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多摩にほんごの会~外国人市民の学習を支援
「多摩にほんごクラス」の活動を支えているのが、「多摩にほんごの会」33人のボランティアだ。写真は多摩市民館での活動の様子。
ボランティアは、市民館で催される識字ボランティア入門研修を経て、外国人市民の日本語学習支援をしている。日本語の習熟度に応じて5クラスに分け運営されており、未就学児を抱えた学習者のための保育ボランティア(多摩保育グループ)もいる。
「日常生活に役立つ日本語が身に付けられるように支援したい」とボランティアの藤野さん。幼稚園からのお便りが読めるようになれば学習にも楽しみが増す。
会では、盆踊りや忘年会など年3回のイベントを行う。盆踊りでは、浴衣で参加する学習者のためにボランティアが着付けも手伝う。忘年会では、学習者もボランティアも皆、1品ずつ郷土料理を持ち寄る。
「日本人と外国人が互いの文化を学びあうことで多くの文化が共生できる」とボランティアの手塚さん、木原さんは力説する。
(2008年5月24日 神奈川新聞掲載 市民記者・小林光治)