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太陽と遊ぼう!体験型環境学習を開催

ソーラークッカーの周りに集まる参加者の写真
「太陽とあそぼう!」という体験イベントを開催している団体がある。「ソーラーチーム」と呼ばれ、川崎市の地球環境関連の推進会議・市民部会のグループだ。
太陽光発電が設置されている市内の公共施設を会場に、太陽エネルギーを間近に感じてもらおうと、実験に工夫を凝らす。2月に中原区内の高校屋上で行ったイベントには、大人や子ども約20人が参加=写真=。
ソーラークッカーで焼いたバレンタインデーのチョコレートケーキに「太陽の味がする」と参加した子供たちは顔をほころばせていた。
パラボラ型やボックス型などのソーラークッカーは、家庭でも使用できる。災害時はガスコンロの代わりにもなるので、おすすめということだ。 ソーラーチームは現在、「みんなで太陽光光共同発電所を作ろう」という目標を掲げ、実現を目指している。2年前には、ソーラーチームが支援し実現した民間の発電所第1号が宮前区の私立幼稚園で稼動。大きな励みとなった。
地球温暖化防止への理解は、自然エネルギーを楽しく学ぶことから始まる。「小学校の環境学習などを訪問させてもらい、ぜひ伝えていきたい」とリーダーの岩本孝子さんは熱く語っていた。
例年参加の「環境デー」ではソーラーミニカーの工作教室とレース行っている。今年(6月13日)は、川崎市子ども夢パーク(高津区下作延)が会場。体験型の環境学習に期待が集まる。
(2004年3月20日 神奈川新聞掲載 事務局)

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