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幸えほんの会~子供と絵本つなぎ24年

おはなしの会の様子
子供たちにもっと絵本に親しんでもらおうと活動を続ける「幸えほんの会」(留目知春代表)。結成して24年という歴史あるボランティア団体だ。幸図書館を中心に、主婦13人が絵本の読み聞かせを行い、毎回子供たちを「ワクワク」「ドキドキ」させる楽しいお話を届けている。
絵本の魅力の1つは、読み手によって同じ作品でも印象が変わってくるところ。「私たちは作品をしっかり読み込んで、そこから感じた思いを大切にしています」とメンバーの1人、竹内みい子さんは語る。
先月27日に幸市民館で行われた「おはなし会」では、絵本の読み聞かせを中心に、歌や手遊び、パネルシアター、大型紙芝居などのプログラムを組んだ。素朴な手作りの道具にメロディーと表現豊かな声色。ゆっくりと語られる言葉は、まるで染み込むように子供たちの心に吸い込まれていく=写真。
「絵本を仲立ちとして、子供と物語の世界を共有できるのが喜びですね」。練習を重ねるたびに絵本の奥深さに気づくとメンバーは口々に語る。
(2004年11月13日 神奈川新聞掲載 編集ボランティア 三木規伊)

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