ホーム>最新ニュース一覧 > 市民発 >リサイクルだより編集委員会~物生かす知恵伝えたい
リサイクルだより編集委員会~物生かす知恵伝えたい
「リサイクルだより」は私たちの身近な存在である「ごみ」を取り上げたフリーペーパーだ。企業や行政のリサイクル活動やごみの歴史など、さまざまな切り口の記事を載せている。身近な問題だから多くの人に読んでもらいたい、と配布先はスーパーや市民館が多い。
取材先は先進的な取り組みをしているところだ。 最新号では「ヨコハマG30」という横浜市の分別収集を紹介している。「他市の取り組みと比べて川崎市ではどんなことを実践したらいいのか、皆で意見を出し合って紙面に発表しました」と編集スタッフの一人、井上政江さん=写真右。
「ごみってなあに?」という特集では、ごみ年表を使い、生活の変化に伴ってごみの量や種類が増えていったとごみの歴史を振り返った。
増え続けるごみをどうしたらいいのか。「余分なものは買わない・受け取らないライフスタイルを実践しよう」と呼びかけている。
「『ごみを出さない暮らし』をできるところから始めてほしい。物を生かす知恵を伝えて消費者の意識を変えていきたい」と代表の庄司佳子さん=同左=は語る。
(2005年6月11日 神奈川新聞掲載 市民記者・志田 麻衣子)