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樹々の会~「一緒に遊ぼうよ]」

ミーティングの様子
専修大学ボランティア研究会「樹々(きぎ)の会」は、毎週土曜、地域別に5班に別れ、障害がある子どもたちと一緒に遊ぶ。
樹木のように根をはり、地域に生きていくという名の由来のこの会は、創立40年という歴史を持ち、学生のボランティアサークルとしては草分け的存在である。
「ここは、学生が、公園やプールなど、のびのび外の世界に連れていってくれます。健常児と一緒では無理なスケジュールもその子たちに合うように、遊びの主役にしてくれるのです。」と語る引率の保護者も、学生たちと一緒に楽しいミーティングを重ねる。
学生たちは、一人一人の子の目を見ながら話しかける。自閉症児には、パニックを起こさないように、何か行動する前には必ず大きな字で書いた紙を掲げ、大きな声でわかりやすく説明しながら手をつないでいく。
会の代表・国田和幸さん(3年生)=写真=は言う。
「大学祭では学生と子どもたち100人が運動会に参加してとても盛り上がりました。親御さんたちに、素晴らしい体験をさせてもらったと感謝しています。将来は小学校の先生になりたいです」
(2005年8月27日 神奈川新聞掲載 市民記者・町田香子)

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