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MACHIYOSA~廃材でロボット作り

 

木材に釘を打ち込む男の子と後ろからサポートする父親の様子と完成したロボットの写真サイコロのようにカットした木の廃材とネジやフックを使って作るロボットは子どもたちに大人気だ(=写真)。「面白い!もっと作りたい」と、ものづくりは子どもたちの創意工夫をかきたてる。

今年3月、川崎市多摩区登戸で開催された「登戸宿場市」(登戸そだて隊主催)。出店した「MACHIYOSA(まちよさ)」のイベントで見られた風景だ。参加者は5歳くらいから小学校の高学年。ちらほらとお父さんの姿もみられる。

同団体は2015年、同市麻生区に住む小野さくらさん(43)と隣人だった神野真里さん(51)が立ち上げた。小野さんの「人と物のリユースで地域を結び、自分が住む大好きな町のよさを伝えていきたい」という思いが発足のきっかけだった。

子ども服のフリーマーケットからスタートした活動は、地元の親同士のネットワークとなり、口コミによる中学校の制服のリユースにつながった。18年から廃材を使ったワークショップを開始。地域で評判を呼び、フリーマーケットなどへの出店依頼の声が掛かるようになった。

「簡単に物を捨てずに何かに使えないかといったん考えてみてほしい。リユースで面白いものができることを子どもたちに伝えていくことが大事だと思っている」。小野さんは活動の抱負を語る。連絡は、電子メールで小野さんreuse.hashiwatashi@gmail.com

(2019年4月27日 神奈川新聞掲載 市民記者・島村艶子)

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