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0~100歳の為の 見守りネットワークを創る会 広がれ安否確認の輪

代表の横山典子さん

「年齢問わず誰もが地域で安心・安全に生きていくため、近所の見守り活動の基盤を創りたい」。この思いから「0~100歳の為の見守りネットワークを創る会」は結成された。

挨拶、声かけのほか、JR南武線武蔵溝ノ口駅(川崎市高津区)近くの「コミュニティカフェ ココデ」で、誰でも参加できるハンドセラピーレッスン、体づくり相談会など実益を兼ねたイベントを実施。日頃から顔の見える関係をつくり地域交流を図ることで、見守り活動につなげる。

高齢者の徘徊も、ひとり親家庭の悩みも早期検知、発見が大切。徒歩15分圏内を目安に助けを求められたら訪問をして、解決策を模索する。町内会への参加率が低迷する昨今、一人で困った時に気軽に声をあげられる場は貴重だ。

高齢者は情報格差を受けやすく、それが生活の質に影響しやすい。デジタル機器が苦手な人を対象に「はじめてのスマートフォン個人レッスン」も開始した。

参加者からは「QRコードが使え行政のペーパーレス化に対応できた」と嬉しい声が届く。

代表の横山典子さん(73)=写真=は、「独りぼっちにならない環境づくりは大切。人とのつながりや連絡を迅速にするため、会員制交流サイト(SNS)も活用し、困った時は声を上げて欲しい」と話す。

イベントへの参加や詳細の問合せ先は横山さんの携帯電話080(5507)6596。

(2021年9月23日 神奈川新聞掲載 市民記者・渋澤和世)

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